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沖縄ナチュラル体験イベント 『FOREST&SEA』

テーマ
 : 森で海で文化で感性を磨く
コンセプト : ウチナンチュ(沖縄人)の精神にふれ、ウチナー(沖縄)の
          芯をのぞき、五感すべてを研ぎ澄ませて
          心で何かを感じる。そして未来へつなげていく

イベント内容とプログラムの流れ(予定):
日時 曜日 テーマ プログラム
3月13日 1、浄化
まずは都会の雑踏や忙しない時間を忘れ、抱えている悩みやしばらみも捨て、素になります。体の中にある邪念を全て削ぎ落とし、体の声に耳を澄ませ、自分の体が欲しているものを欲している時間に、目の前にある食材から選んでランチをします。ゆったりと何もしないことで自分の心を開放させ、沖縄の空気になれよう。これからやってくる感情を受けいれるための大事な準備期間です。
海でセルフランチ
2、充電
頭の中がニュートラルになった状態で大きなエネルギーを体中に注ぎこみます。
奥やんばる地区には森と関わってきた深い歴史があります。生き証人が村を語り、森を語り、歴史を語る。その地に根付いている精神を知ることにより、体だけではなく頭でも何かを得ることができるようになると思います。
おじい達からの森話
3月14日 3、発散
溜め込んだエネルギーを放出することで、体が喜んでいることを感じます。壮大な亜熱帯雨林のジャングルで自然にまかせて無心で歩きます。急ぐ必要なんてない、ただ体が勝手に動いていく感覚を大事にしたいです。
エネルギーを自分の中から出し、そして外から注ぎ込む。循環している心地よさを感じていきます
ジャングルウォーク、
茶畑ジョグor食事作りor散策
5、伝承
もうお別れなんてさみしいが、旅の最後にみんなでふれあい、思う存分楽しみます。
仲良くなったおじいたちと触れ合い、交流することでおじいたちの思いを次世代へつなげてきたいと思うでしょう。
朝食前にゆったり森の中をジョギング。走りながら感じるものは何だろう。
強き想いを持った沖縄の子供たちの情熱を肌で感じ、沖縄という島のことを知ります。感情を動かされ、それを未来へつなげていきたいと思うでしょう。
出会った人、見てきたものを頭に描き、祈ります。自然と心が表れ、感謝の気持ちが全身から沸いてきます。
森の夕食会
ゆんたく(交流会)
3月15日 体験トレイルランニング
舞台観劇
シェアリング


プログラム(予定):

 海でセルフランチ
浜比嘉島の知られていない奥のビーチ。ごつごつとした岩に囲まれ、きのこ岩と呼ばれる奇岩が目前に広がる。なぜあんな形をしているのか、海のナビゲーターあきちゃんが語る。
白いビーチにはサンドウィッチのネタが並び、食べたいときに食べたいように食べたいものを食べる。まったりしてもよし、昼寝してもよし、岩に登ってもよし、近くのトレイルに出かけてもよし(1時間くらいのトレイルランニングに鈴木博子がナビゲートします)。自由な時間で、ときを忘れて感覚を研ぎ澄まそう

 おじい達からの森話
奥区は昔、林業で栄えていた。今は過疎化の影響で人が少なくなったが、段々畑がきれいに整備され、沖縄式の低い屋根の趣ある家々が数多く立ち並んでいた頃もあったという。集落が歩んできた道、森が歩んできた道を体験も踏まえて、奥区に住むおじいに語ってもらう。また、次の日に予定しているジャングルウォークに関しての注意点や、やんばるの森で大切にしているものなどもレクチャーしてもらう。

 ジャングルウォーク
奥区・郷友の山歩き有志の会、沖縄県勤労者山の会の方々先導のもと、奥やんばるの亜熱帯雨林ジャングルウォークに出かける。集落の周りには約9kmに渡る猪垣(イノシシ避けの柵)がある。50年ほど放置されているため、今は森の中にすっかり隠れてしまっているが、森の中に足を踏み入れるとそれらが崩れながらも何かを主張しているのがわかる。整備などされていない、地図もない、誰も入らない場所に現地のおじいたちが案内してくれる。こんな貴重な場所に入るナイチャー(日本本土の人)はわたしたちが初めてだろう。まだ未開の村、まだ未開の森にこっそり入れてもらう。改めて人のつながりに感謝したい。

 茶畑ジョグor食事作りor散策
好きなオプションを選んで自分がやりたいことをやる。
エネルギーが余りすぎて発散したい人のためのぴろり先導の茶畑ジョグ。沖縄島の北の果てにお茶を育てている場所がある。小高い丘まで登り、両側に茶畑、目前に海と岩が広がる中をジョギングする。アップダウンのある結構ハードなロードだけど、その景色に救われるだろう。
キャンプカウンセラーちぃちゃんが先導するのは食事作り。奥やんばるの村で、トレイルで体を動かした後に食べたくなるもの、それをコーディネートする。体が欲するたべものを川のせせらぎを聞きながら準備をする。キャンプで培った自然の中での食事作りには何かが隠されている。

 ゆんたく(交流会)
沖縄で採れた旬の野菜を中心にした夕食メニュー。生命力の溢れるおいしい食事と森の中の楽しい夕食会。
私たちがちぃちゃん先導のもと野外の料理を作り、奥区で生きる生粋のウチナンチュ(沖縄人)は現地の食材でもてなしてくれる。
森から出てきた後の夕食はエネルギーに溢れていて格段においしいだろう。
おじいたちが話す言葉を聞いているだけで、日本とは違う文化をもっている地だと実感する。火があり、川があり、森がある。それだけで話のネタは尽きない。現地と触れ合う貴重な体験を大事にしたい

 体験トレイルランニング
朝ジョギング。美しい朝もやの中、トレイルランニングで少し汗をかいてみよう。森を去る前に、感謝の意を込めて少しだけ(1時間くらい)森と川沿いを走ってみます。土の上を駆け抜ける気持ち、ウォーキングとはまた違った空気を感じられるはず。まずはゆっくり走る体験をすると自然と体が動いていく感覚が素直に体に入っていくことでしょう

 舞台観劇
「教えるって何だろう、教わるって何だろう?」先生が生徒に教わり、生徒が先生に教える。64年前この沖縄で何が起こったのか?琉球の心とは何なのか?
沖縄の歴史と平和を題材にした沖縄ミュージカル「那覇センセイション」の中には、考えさせられる何かがたくさん隠されている。
地域に根ざした活動を展開する演出家:平田大一さんが、沖縄の子供たちと作り上げた感動舞台。生きる喜びを感じて、きっと涙が止まらないだろう。

 シェアリング
ここで得たもの、ここで感じたことを沖縄で一番神聖な場所、斎場御嶽(せいふぁーうたき) で感謝の祈りをします。
斎場御嶽は神の島、久高島をはっきりと望むことのできる、琉球王国最高の拝所。お祈りをすることによって、沖縄での体験を自分の中に落とし入れる。体の芯に神が宿り、あまりのパワーに感謝の気持ちが自然に生まれてくれるはずです。
それが未来へつながっていくでしょう


キャスト:

 −鈴木博子(トレイルランナー)−
親の山好きで幼い頃から山に登る。大学の頃、体力維持のために軽いジョギングを始める。大学の頃に訪れたケニアに強い衝撃を受け、旅することに魅了され、世界を見てまわる。たまたま出た日本山岳耐久レースでトレイルランニングと運命の出会いを果たし、山を走るあまりの楽しさに心を奪われ、トレイルランニングに人生の時を費やすことになる。レースでは森と長く語り合える50km以上の距離を好み、自然の中で笑いながら、叫びながら走る。現在、"好き"を原点に夢の旅、トレイルランニングで国内外を駆け抜けている。

 −沼尻千春(野外活動の案内人)−
高校時代にキャンプに出会い、水道、ガス、電気のない自然の中で仲間と共に過ごす楽しさに魅了され、アウトドアの世界に引き込まれる。大学生の時、キャンプをずっとできる環境を求め、野外教育団体に所属し、キャンプカウンセラーの勉強をはじめる。「自然と人のつながり」をテーマに国内、海外でアウトドアインストラクターとして活動した後、(株)本田技研工業の運営する自然体験施設(栃木県茂木町)でキャンプ部門の主任を務める。現在、沖縄在住、海と森と野と人と先祖の強いつながりを感じられる島を舞台に、自然体感プログラム、自分体感プログラムを企画中。

 −野崎晶子(海のナビゲーター)−
都会暮らしオフィスガールに何か違和感をもち、一念発起、旅に出る。旅の中でたまたま出会ったカヤックの巨匠に見初められ、カヤックガイドをすることになる。沖縄に住み着くとは思っていなかったが、沖縄の風が肌に合い、西表島のジャングルでもガイド経験をし、海に取り付かれる。現在沖縄在住、カヤックナビゲーター、海のガイドをしながら沖縄の海と語り合う。

《このイベントに関して》

沖縄といえば海のイメージが強いが、実は木々生い茂る亜熱帯雨林のジャングルもある。ただ、このジャングルの中はあまり開発されてないために長いトレイルが通っていない。森が大きく広がるのみ。。
しかし、その開発されていない土地の中にトレイルが残る集落があった。沖縄本島の北の果て"奥やんばる"地区だ。
9000mにも渡る猪垣(イノシシが村に入ってきて農作物を荒らすのを防ぐための柵)が村の回りを取り囲み、それを作るために昔使用していたトレイルがあったのだ。ただ50年もの間放置されていたため、現在それを再生しようと沖縄山の会がトレイルを整備していた。まさしくトレイルの原点。
おじい達から歴史と文化が自然と一体化して残る集落の話を聞いていたら、私の体はいつの間にか乗り出していた。
おじいは言う「奥の良さを多くの人たちに伝えてください」。
浜比嘉の海で浄化した心でこの村にきたらきっと何かを感じれるに違いない。生粋のウチナンチュ(沖縄人)から素のウチナー(沖縄)を紹介してもらおう。
いいつながりを強く感じ、何かが生まれる気がした。



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